外壁をツートンカラーにするときのおしゃれな色の組み合わせ方

外壁リフォームにあたり、おしゃれなツートンカラーへの塗り替えを考えているけれど、その色のコンビネーションに悩んでいるという方はいませんか?この記事では、ツートンで外壁を塗り分ける際の、色の組み合わせ方や塗り方など、失敗しない配色方法についてご紹介します。
目次

ツートンカラーの家は、何かおしゃれな印象を与えます。
ツートンは、2色で構成されたデザインのことです。
しかし、色の組み合わせは意外に難しいもの。
どんな色を選べばいいのか、そしてどう塗り分ければいいのか、プロでもない限り、なかなかわかりません。

この記事では、外壁をツートンにするための配色基準や、塗り分け方について紹介しています。
外壁リフォームの時期が迫っている、近い将来、外壁を塗り替えるという方は、ぜひ参考にしてください。

 

ツートンカラーの色の組み合わせ方

ツートンは、外壁をおしゃれに演出する方法としてとても有効ですが、どんな色の組み合わせでも無条件におしゃれに見せられるわけではありません。
色によっては不自然な印象になったり、イメージとかけ離れたりしてしまうため、色の組み合わせはとても大切です。
そこでまずは、色の選び方のポイントを5つご紹介します。

落ち着いた色・淡い色を使う

塗り分けには、グレーや白、クリーム色、薄目のピンクなど、落ち着いた色や淡い色を使うとまとまった印象になります。
「個性的すぎないおしゃれを楽しみたい」「周囲の風景に馴染む外壁にしたい」という方は、落ち着いた色を中心に色を選びましょう。

特に注意したいのは、2色とも濃い色を使ってしまうことです。
こうすると、どちらの色も主張してしまうため、まとまりのない印象になってしまいます。
個性的なデザインを楽しみたい場合でも、最低1色は落ち着いた色を使いましょう。

同系色を組み合わせる

白とグレー、グレーと黒、ベージュと茶色などの同系色は、最も失敗しにくい定番の組み合わせです。
同系色とは、色相環が近い位置関係にある色のことです。
基本的に同系色は相性がよいため、どんな組み合わせでもうまく調和します。

「色の組み合わせのイメージが苦手」「ツートンにしたいけど自信がない」「自然な仕上がりが好き」という方は、まずは同系色から検討してみましょう。

白+彩色の組み合わせ

白と彩色の組み合わせも、同系色と並んで高い人気を誇るツートンカラーです。
白はどんな色とも相性がよいので、ピンクやネイビー、グリーン、黄色などの彩度が高い色ともうまくまとまります。
白と彩色を組み合わせることにより、ほどよく個性が出せるとともに、爽やかな明るさを演出可能です。
「個性的なデザインにしたい」「どうしても使いたい色がある」などのこだわりがある場合は、白をうまく活用しましょう。

ただし、真っ白な外壁は汚れが目立ちやすいので、こまめな清掃は欠かせません。
汚れが気になる場合は、アイボリーやグレー、クリーム系が混じった白を選ぶといいでしょう。

柄有(レンガ・タイル・木目調)+色の組み合わせ

2色のコンビネーションだけでも十分におしゃれですが、もっとセンスにあふれる外壁にしたい場合は、レンガやタイル、木目調などの柄を取り入れてみましょう。
例えば、レンガ柄とブラウンやベージュ系のカラーを組み合わせると高級感のある印象になります。
淡い色の木目調とホワイト系カラーを組み合わせると、暖かい雰囲気を演出できるでしょう。
濃い木目調とブラック系のカラー、グレーのタイルとネイビー系カラー、というコンビネーションもおすすめです。

サイディングボードは、このパターンでの塗装に最適な外壁です。
ツートンのデザインをより楽しみたいという方は、柄を取り入れた組み合わせを検討しましょう。

アクセントカラーを入れる

選んだ2色の対比が強すぎる場合や、同系色にしてもまとまりが悪い場合、また2色では物足りない印象になる場合は、3色目としてアクセントカラーを取り入れましょう。
通常、3色以上を使うとまとまりも悪くなりがちですが、ワンポイントのアクセントなら統一感を崩さずに、おしゃれに仕上げられます。

アクセントカラーを入れることにより、外壁のカラーコンビネーションにメリハリが生まれ、よりスタイリッシュな印象になります。

同系色の組み合わせにアクセントカラーを入れると、外壁全体の印象を引き締める効果も期待できます。
ただし、全体的な「まとまり」への配慮は欠かせません。屋根や玄関、街並みとのバランスも見ながら決めましょう。

 

ツートンカラーの塗り分けの仕方

建物は、色の組み合わせだけでなく、塗り分け方によってもその印象が大きく変わります。
では、ツートンの外壁には、どんな塗り分け方があるのでしょうか?それぞれの特徴や効果とともに紹介します。

水平に塗り分ける

とてもポピュラーなのは、水平方向、つまり上下で色を塗り分ける方法です。
例えば、下半分に濃い色や彩色、上半分に薄い色を使うと、下側が膨張して見え、重厚感を出せます。
また、上半分を明るい色にすると、家全体を広く見せる効果も期待できます。

バランスを重視するなら、上に薄い色、下に濃い色を塗ることもおすすめですが、この逆がだめなわけではありません。
上に濃い色、下に薄い色を塗ると、モダンでスタイリッシュな印象になります。

縦に塗り分ける

垂直方向、つまり縦向きに塗り分けると、きりっとした印象の外壁になります。
窓や屋根、玄関などの位置に配慮してコーディネートすると、よりまとまったデザインになるでしょう。

縦向きの場合、濃い色と薄い色を組み合わせると、モダンでスタイリッシュな印象になります。
反対に、優しい印象の外壁にしたい場合は淡い色同士を組み合わせましょう。

凹凸部分を塗り分ける

外壁の凹凸に合わせて塗り分ける方法もあります。
この場合、色分けすることにより凹凸の差が目立ちにくくなるため、より外壁を美しく見せられるでしょう。

また、凹凸に沿って塗り分けると立体感が生まれるため、狭小住宅でも大きく見せられます。
横向き、縦向きのカラーコンビネーションとの組み合わせや、白黒の大胆なコンビネーションにしてもいいでしょう。

階ごとに塗り分ける

1階をブラウン、2階をベージュといったように、階ごとに違う色を使う方法です。
ツートンの中では最も調和させやすい塗り方なので、より自然な仕上がりにしたい方におすすめです。

基本的には、1階を暗めの色にして2階は明るめの色にするとバランスが良くなります。
3階建ての場合は、1階、または3階部分のみを違う色にするのが一般的です。

失敗しないツートン外壁の色決めの手順

外壁のリフォームでは、「実際にやってみたらイメージと違った」という失敗ケースが少なくありません。
よくあるのは、3色以上の色を使ってしまったり、カラーサンプルやカタログだけで決めてしまったりするケースです。

ツートン外壁では、アクセントとして3色目を使うこともありますが、あくまでもメインとなるのは2色です。
それ以上の色を使うと、全体的にまとまりがない印象になってしまいます。
また、カラーサンプルやカタログは、実際の外壁サイズとはあまりにかけ離れているため、イメージ通りの仕上がりにならないこともあります。
「淡い色にしたつもりだったのに、思ったより濃くなってしまった」「カタログよりも薄い色で、色褪せて見える」ということになりかねないので、十分に注意しましょう。

塗装の失敗を防ぐためには、ベースの色を決めてからそれに合わせる色を決め、最終確認するという手順を踏みましょう。
このとき、玄関や屋根の色、街並みなども考慮することが大切です。

さらに、
・カタログだけでなく塗り板を確認する
・色選びに詳しい業者に相談する
・施行事例を見せてもらう
なども塗装の失敗を防ぐために重要な要素です。
このような選び方をすれば、理想の外壁リフォームにぐっと近づけられるでしょう。

ツートン外壁は、色の組み合わせと塗り方が重要です。
色選びの基本は「同系色か淡い色を使う」「白を取り入れる」、または「柄を組み合わせること」です。
塗り方によっても印象が変わるので、理想とする外壁のイメージをしっかりと決めておきましょう。

不安な場合は、専門の業者に相談するのがおすすめです。

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