屋根修理業者の探し方と選び方 優良業者は見積もりでわかる

屋根の修理業者をどのように選べばよいかご存じでしょうか。ここでは、屋根の修理業者の探し方や選び方、修理に必要な費用の相場などを解説します。悪徳業者の手口や騙されないためのポイントなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次

屋根の修理は、高額な費用が発生することも多いため、失敗したくないと考えている方が大半でしょう。
納得がいく価格で正しく修理してもらうには、業者選びが何より重要です。
業者探しの手法や選ぶときのポイントを理解することが、屋根修理の成功につながります。
屋根の修理を検討している方は、ぜひ最後まで目を通してください。

 

屋根修理業者の探し方

屋根の修理は頻繁に行うものではないため、多くの方は初めての業者探しとなるのではないでしょうか。この段落では、屋根の修理を依頼できる業者の探し方について紹介します。

インターネットで屋根の修理業者を一括で検索するインターネットでは、複数の修理業者へ一括で見積もり依頼ができるオンラインサービスがあります。
インターネットで検索すると、このようなサービスを提供しているサイトが複数見つかるため、利用しやすいところを選びましょう。
希望の工事内容やメールアドレスなど、最低限の情報を入力することで見積もりを出してもらえるため、合理的に業者を探せるサービスだといえるでしょう。

また、サイト側で優良な業者を選定しているため、安心して利用することが可能です。
サービスによって、見積もり依頼できる業者の数や、結果がわかるまでの期間が異なることもあります。

知人や自治体に紹介してもらう

友人や知人が修理業者を知っている場合は、紹介してもらえるケースもあります。親交がある知人からの紹介なら、見積もりから修理までスムーズに話が進むでしょう。ただし、紹介してもらった業者が必ずしも優良で、希望に沿った工事をしてくれるとは限りません。
また、全国各地の自治体も公式ホームページで修理業者の紹介をしています。一定の水準をクリアした業者を紹介しているため、信頼性は高いと考えられます。自治体が紹介している修理業者は、地域に根差した業者が多いことが特徴的です。地域密着型の修理業者は、その地域の気候や景観に合わせた修理を行ってくれるでしょう。また、実際に修理業者を利用した住民の口コミがみつけやすいメリットもあります。詳しくは、自治体の公式ホームページで確認してみてください。

家を建てたハウスメーカーや工務店に相談する

新築工事を請け負うハウスメーカーや工務店の多くは、建築後のアフターフォローもきちんと行っています。手厚い保証を設けていることも多く、数十年に及ぶ長期保証をしているケースも珍しくありません。
アフターサービスや保証内容によっては、無償で修理を受けられる可能性があります。業者ごとに保証を適用できる条件が定められているため、まずはサポートの窓口へ相談してみましょう。

チラシ・広告から探す

新聞の折り込み広告やポスティングチラシなどでプロモーションを行っている業者は、数多くあります。このようなプロモーションをしている業者は、地域密着型の営業を行っていることが多く、スピーディに対応してもらえることがメリットです。
もし、広告の中で目を引くものがあれば、公式サイトなどから、さらに情報収集することが大切です。無料の相談会を行っているところもあるため、実際に足を運び相談してみてもよいでしょう。

 

【業者選びの前に】屋根修理業者の種類を知ろう!屋根修理を依頼できる業者の種類

屋根の修理を行える業者には、いくつかの種類があります。修理業者は大きく分けて、工務店とリフォーム会社、塗装業者の3種類です。それぞれの業者の特徴について、詳しく解説していきます。

スピーディな対応ができる工務店

工務店は、木造住宅や店舗の新築工事をはじめ、増改築やリフォーム、リノベーションなど、さまざまな工事を請け負っています。工務店の規模はさまざまで、家族経営の小規模なところもあれば、全国展開して営業している大規模なところもあります。
地域密着型の工務店なら、スピーディな対応をしてもらえることが魅力です。相談したいときや見積もりをしてほしいときに、すぐ駆けつけてくれるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
ただ、業者によって対応できる工事に違いがあります。屋根の修理はできても、仕上げの塗装は下請けに依頼する、といったところも少なくありません。このようなケースでは、中間マージンが発生してしまい、費用が高くなる傾向があります。

一括で修理ができるリフォーム業者

リフォーム業者のなかには、建築工事や足場工事、塗装工事など、複数の工事に対応できるところがあります。このような業者なら、すべての工事を一社にまとめて依頼できます。
しかし、業者によって技術のレベルに差が生じてしまうのはデメリットです。ノウハウや経験の少ない業者に依頼してしまうと、症状が悪化する恐れもあります。
一括で工事を依頼したいときや内外装のリフォームを依頼したい場合には、リフォーム会社を利用すると良いでしょう。

コスパに優れる塗装業者

多くの塗装業者は、足場の組み立てから塗装、屋根工事まで対応しています。すべての工程を自社で完結してもらえるため、余計な中間マージンが発生しません。
ただし、塗装のみの業者もいるため、事前の確認が必要です。塗装工事のみを行う業者の場合は、他の業務を外注するため余計な費用が発生します。
今後、外壁の塗装を行う可能性がある場合は、塗装業者への依頼がおすすめです。全工程を自社で行う業者ならトータルでの費用を抑えられるため、コストを安くしたい方にもおすすめです。

 

屋根修理業者の選び方

自身のニーズに合った屋根修理業者をみつけるためには、選び方を理解する必要があります。ここからは、屋根修理業者の選び方を具体的に解説します。

屋根修理の内容から業者の種類を決める

屋根の状況はさまざまであるため、修理内容から業者を選択する方法があります。たとえば、屋根の塗装が劣化して剥げた、見た目が悪くなった、といったケースでは塗装業者を選択します。雨漏りしている場合は、迅速な対応が可能な地域密着型の工務店がよいでしょう。部分的な葺き替えや既存屋根材の塗装工事などが必要なら、総合的に任せられるリフォーム会社を選ぶと安心です。
修理業者によって得意としている修理内容は異なるため、多く受注している修理内容についてあらかじめチェックしておきましょう。

複数業者から相見積もりをとって見積書を比較する

修理業者によって、材料の仕入れ率や職人の手間賃、利益率などは異なるため、見積もり金額には大きな差が生じます。そのため、見積もりは一社だけではなく、必ず複数社からとりましょう。
複数社で見積もりをしてもらえば、修理費用を比較できます。仮に、法外な金額を請求する悪徳業者が紛れ込んでいたとしても、相見積もりをとれば見極められるでしょう。
また、金額だけではなく、使用する材料や工事内容などもチェックしましょう。価格が極端に安い場合は、安価な材料で計算していることも少なくありません。見積もりは、総合的にチェックすることが大切です。

現地調査で業者の対応も細かくチェック!

修理業者が見積もりをするときは、現地で状況を確認しながら行います。このときの修理業者の対応が丁寧で親身になってくれる場合は、信頼できる業者である可能性は高まります。そのため、現地調査の際は、必ず立ち会いましょう。
まず、屋根の状態を丁寧にチェックしているかを確認します。丁寧に調査してくれているのなら、確実で間違いのない工事が期待できます。
屋根の状況をわかりやすい言葉で説明してくれるかどうかも、大切な判断材料です。屋根の状態を写真で撮影し、細かく説明してくれる修理業者もあります。屋根の調査もしない業者である場合は、修理の依頼はやめておいたほうが無難でしょう。

 

屋根修理で悪徳業者に引っかからないためのポイント

悪徳業者に依頼してしまった場合は、いい加減な工事をされたうえに法外な費用を請求される恐れがあります。悪徳業者の手口や詐欺に引っかからないよう、ポイントを押さえておきましょう。

悪徳業者の手口を知っておこう!

悪徳業者に多くある手口は、屋根を適当に調査し、「このままでは雨漏りして梁や柱までダメになる」などと不安を煽って、高額な工事の契約を交わそうとするケースです。
また、契約を急かすことも悪徳業者の特徴です。悪質な行為が明るみに出ることを恐れ、早期に契約を結ぼうとするのです。早く契約させるために、大幅な値引きをするケースも珍しくありません。
このような悪徳業者の多くは、飛び込み営業をしています。
飛び込み営業や訪問販売をしているすべての業者が悪徳業者ではありませんが、慎重に対応しましょう。

屋根修理の相場を確認しておく

屋根修理の相場を知っていれば、悪徳業者を回避できます。業者に提出してもらった見積もりと、相場が明らかにかけ離れている場合は注意が必要です。
修理費用が安すぎる場合、手抜き修理をされる可能性があります。修理に必要な工程をカットし、費用を抑えようとしていることが考えられます。そのため、価格設定の理由が明確になっているか、あらかじめ確認しておくことが大切です。屋根の修理には材料費はもちろん、職人の技術も必要であるため、値引きといっても限度があることを覚えておき、相場と比較しましょう。

業者の口コミをネットでチェック

業者の社名でネット検索し、口コミや評判を確認しましょう。今は情報社会であるため、ネット上から多くの情報をみつけられるでしょう。屋根修理業者に関する口コミを集めたサイトもあるので、積極的に目を通しましょう。
過去に詐欺まがいのことをしている業者なら、それに関する情報を入手できる可能性があります。そもそも社名がネット上で見つからない場合は、会社自体が存在しないことも考えられます。社名や公式ホームページが見つからない場合は、その業者に依頼しない方が無難でしょう。
業種によりますが、現代においてネット集客に力を入れていないことは考えられません。ネット環境を備えていない昔ながらの老舗業者を除けば、ホームページを開設しネットで集客も行うのが一般的です。それをしていないのであれば、詐欺を繰り返す悪徳業者の可能性を疑いましょう。

 

屋根修理の費用・相場と修理期間

初めて修理を依頼する方なら、どれくらいの費用が発生するか見当もつかないこともあるでしょう。費用の相場とともに、修理期間がどれほど必要なのかも把握しておきましょう。

屋根修理相場

修理相場は、部分修理と全体修理で大きく異なります。以下に、修理内容と相場をまとめました。

・部分的な瓦の差し替え:1~5万円
・雨漏りの修理:5~30万円
・部分的なスレートの差し替え:1~5万円
・棟板金の交換:3~10万円
・漆喰の補修や充填:3~10万円

全体修理の相場も把握しておきましょう。ここでは、30坪の建物として相場を記載します。

・全体の塗装:40~80万円
・葺き替え:60~200万円

実際には、足場の組みやすさや使用する屋根材など、さまざまな要素で最終的な費用が決まります。一般的にはこれくらいの相場が目安なので、覚えておきましょう。

屋根材別相場

代表的な屋根材としては、以下のものが挙げられます。金額は、平米単価です。

・コロニアル:5,000~8,000円
・瓦:8,000~12,000円
・本瓦:50,000円~
・ガルバリウム鋼板:6,000~9,000円
・銅板:18,000~20,000円

一般的な住宅に用いられるのは瓦やコロニアル、ガルバリウムなどです。本瓦や銅板は、寺社や城郭などで用いられることが多い屋根材です。

屋根修理の期間

修理にどれくらいの期間がかかるかは、ケースバイケースです。屋根の状態や業者の技術レベルなどで、トータルの修理期間は変化します。たとえば、1~2枚の瓦を差し替える程度なら、半日程度で済むでしょう。全体を塗装するケースでも、1~3日あれば終わることがほとんどです。
一方、屋根を葺き替えるとなると、ある程度の期間が必要です。既存屋根材の解体、撤去作業や下地の張り替え、ルーフィングなどの工程もあるため、8~10日ほどかかります。
実際にはさまざまな要素で修理期間は変わるため、見積もりをとるときに確認しましょう。屋根下地の下にある垂木や隅木などの交換が必要な場合は大工工事も加わるため、さらに期間が長引きます。工事の音がストレスになる場合は、必要に応じて仮住まいの用意も検討しましょう。

 

修理業者選びは慎重に

屋根の修理業者選びに失敗してしまうと、費用が高額になるばかりか、手抜き工事をされてしまう恐れもあります。ここでお伝えしたポイントを踏まえ、信頼できる業者を見つけてください。
自治体によっては、屋根修理の補助金をもらえるところもあります。費用負担を軽減できるため、気になる方は自治体のホームページなどで確認しましょう。

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