コーティング塗料とは ―外壁塗装に使われる塗料の種類―

2020.04.15 14:21

外壁のデザイン性や色を残すことができるコーティング塗料。外壁のデザインは新築時に家族でこだわって選ばれた方も多く、その風合いを残したいという声もよくあります。今回は、外壁塗装に使われるコーティング塗料の特徴とどんなお住まいに適用できるのか、お手入れを考えるときの注意点をお伝えします。

 

コーティング塗料はなぜ透明なの?

みなさんは、なぜコーティング塗料がなぜ透明か?ご存知ですか?ここでは、それを紐解くときに必要な、塗料の成分についてまずお話します。

通常の色がついた塗装塗料は大きく分けて、塗膜を生成し性能を左右する「合成樹脂」と、施工する際に塗料の垂れを防いだり気泡を無くしたりと塗料の性能を向上させる「添加剤」、そして最後に塗料の色彩を形作る「顔料」の3つで構成されています。よく塗料を選ぶ際に聞くアクリルやウレタン、シリコン、フッソとは、塗料自体の性能を左右する「合成樹脂」のことを指しています。

本題ですが、なぜコーティング塗料が透明なのかというと、塗料を構成する成分のうち『顔料』を含まないから。色彩を決定する顔料を含まないことで、塗料を無色透明にすることができ、もとの風合いを残したまま防水機能をプラスできるというわけです。

 

コーティング塗料を使用した外壁塗装の施工事例

コーティング塗料のいいところは、今のキレイなデザインや風合いを残せるところ。新築するときには内装もそうですが外装も色やデザイン選びにこだわった方も多いのではないでしょうか。ここでは、コーティング塗料でデザイン性を残した住まいの施工事例をご覧いただけます

1階部分のオレンジベージュに石柄がきれいに残っています!おしゃれな風合いはそのままです。

外壁のタイル調はそのままに、雨樋などの付帯物を塗装して新築のころのようになりました。

 

外壁塗装でコーティング塗料のお手入れは先手必勝!

外壁のデザイン性や色合いが気に入っている方には、ぜひ活用いただきたいコーティング塗料ですが、傷みが進行してしまった外壁やもともと塗装に適していない外壁材もあります。ここでは、コーティング塗料を活用することが難しい住まいの症状について見ていきましょう。

■色あせ

経年劣化で色あせが進んでしまうと、コーティング塗料で施工しても色あせたまま残ってしまいます。また、色あせが進んでいる外壁は防水機能が低下し、雨が当たれば吸い込んでしまう状態。つまり、塗料を塗っても塗っても吸い込んでしまいますので、コーティングでの塗装はできません。

■釘のあと

デザイン性のある外壁のほとんどは、幅455mm×高さ3030mmの建材(サイディング外壁)を、新築時張り合わせて、“釘”で固定しています。新築時は、釘の上に同じ色の塗料を塗っているので目立ちませんが、築10年もすると後で同じ色を塗った釘の部分が目立ってきます。この状態のままコーティングしてしまうと不格好になってしまうため、コーティング塗料はおすすめしません。

■ヘアクラック(亀裂)

よくよく見ると、細かい亀裂が写真右半分にあります。これは、ヘアクラックと呼ばれ髪の毛くらいの細さの亀裂が入っていることを指します。そもそもの塗膜が傷んでいる状態です。ですので、この上からコーティング塗料を塗ってしまうと数年後に剥がれる危険性があります。ですのでコーティングでの塗装ができない状態です。

三和ペイントでは、コーティング塗料も取り扱っています。

今の外壁の色やデザインを気に入っていらっしゃる方には、コーティング塗料はおすすめです。コーティングするには、傷みが進行してしまう前の築5~12年には検討する必要がありますので是非この機会に、ご家族と住まいのことをお話してみてください!下のチェックに当てはまる方はコーティング塗料を検討してみてください!

  • 今の外壁は、デザインが気に入って新築時に選んだ。今も気に入っている。
  • 築10年目に差し掛かり、まだ外壁が傷んでないように見える。
  • 外壁塗装で一色に塗りつぶすよりも、柄を残したい!

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