富士市で外壁塗装を行う前に知っておきたい4つのポイントを解説！

富士市は静岡県東部に位置しており、近くには日本最高峰の富士山や、三大急流の富士川があるなど自然豊かな土地です。
そんな富士市は県内3位の人口を有し、多くの住宅がございます。
今回は富士市で外壁や屋根の塗装を考えている方に施工前に知っておきたいことを紹介していきます。
業者選びや費用を抑える方法などが気になる方は是非参考にしてください。

お住まいのお家に外壁塗装が必要かチェック

長く住んでいると外壁が色褪せ始めてきた、ひび割れが確認できる、触った際に手が白くなるなど気になる症状が出始めます。
外壁塗装には外観を良くするのはもちろんですが、大事な家を守るという重要な役割があります。
あなたのお家は今、外壁塗装を必要としているかどうか確認していきましょう。

外壁の色褪せ

外壁は日々紫外線や雨が当たるため時間が経つにつれて劣化していきます。
色褪せは初期症状のひとつで、急いでメンテンナンスをする必要はないケースが多いものの、近いうちに塗装工事が必要になることが多いです。

カビやコケが生えている

外壁の劣化が進むと撥水性が落ちることで汚れが付きやすくなったり、特に日当たりの悪い北側の外壁などで湿気がたまることによりカビやコケが繁殖します。
塗膜の効果があるときにはカビやコケが生えても簡単に洗い流すことができ、雨などでも流されて繁殖することは少ないですが、繁殖が見られてきたということは劣化のサインとも受け取れます。

カビやコケは根を張ることで繁殖します。根を張ると劣化が進みやすくなるため、定期的に洗い流すようにしましょう。
カビやコケが生えるようになってきたら塗装を検討し始めることをおすすめいたします。

外壁を触ると手に白い粉がつく

外壁を触った際に手に白い粉がつく減少をチョーキングと呼び、塗装の効果が切れている状態になると発生します。

塗料は樹脂と顔料でできているため、紫外線などの影響で樹脂が劣化すると顔料だけが残り、それが手で触った際に手に付着している状態です。
手で触るだけで簡単に顔料が落ちてしまうということは雨などでも流されてしまうほど劣化が進んでいる証拠で、メンテナンスが必要になります。

雨や紫外線を防ぐ効果が失われているため、放置した場合下地に影響が及ぶなどより深刻な症状が出ることもあるので一度業者に見てもらうことをおすすめいたします。

ひび割れが確認できる

ひび割れはクラックとも呼ばれ、幅や方向によって緊急度が異なります。

ヘアークラックとも呼ばれる幅が0.3mm以下の小さなひび割れの場合、表面の塗膜のひび割れであるケースが多いのですぐに対応する必要はないものの大きくなる前に補修はしておきたいです。
ひび割れが進行すると構造クラックと呼ばれ、基礎や鉄筋コンクリートに生じるクラックのため補修が必要になります。

また、ひび割れの方向が横に入っている場合、外壁を伝って流れる雨水がクラックの内部に入りやすく、劣化を早める危険性があるため要注意です。

塗膜の浮きや剥がれ

塗膜の浮きや剥がれは前述したひび割れが原因で起こることが多いです。

塗膜の浮きは壁と塗膜の間に空気や水が入り込むことで発生し、塗膜が剥がれやすくなります。
完全に剥がれてしまうと塗装の効果はなくなり、紫外線や雨などで直接ダメージを受けてしまうためより多くの補修費がかかってしまう可能性もありますので早めに点検を行いましょう。

外壁塗装業者の選び方のコツ

本項では外壁塗装工事をお願いする業者を探す際のポイントを紹介していきます。
富士市周辺には私たち三和ペイント以外にも多くの塗装業者が存在するため下記の項目を中心に業者を見比べてみてください。

施工実績を確認

多くの塗装業者のサイトでは施工実績が紹介されています。施工実績という名前以外に「お客様の声」や「事例紹介」などの項目で掲載されていることもあるので探してみましょう。

年間どれくらい施工をしているのか、創業からどれほど工事をしているのかがわかるので信頼感につながるでしょう。
ビフォーアフターの写真では塗装仕上がりのイメージが掴めますし、施工中の写真が掲載されている場合は仕事ぶりに自身がなければできません。

家の大きさや使用塗料、施工費用からはその業者の大体の費用感がわかるためコンタクトを取る前に相場を知ることもできます。

アフターフォローは充実しているか

塗装工事のアフターフォローは大きく2つの保証制度が存在します。

1つ目は工事をした塗装業者による自社保証。
多くの塗装業者で保証制度がありますが期間やサービス内容に差が出ますので気になる業者のアフターサポートは確認しておきましょう。

2つ目は塗料メーカーによる保証制度。
外壁塗装に使用する塗料は種類によって期待耐用年数が異なります。
当然塗料が良くても職人の腕に左右される部分なので必ずしも保証がついているわけでなく、信頼した塗装会社だからこそ保証がついていることも多いです。

私たち三和ペイントでは施工完了からお客様との本当のお付き合いが始まると考えています。
定期点検を通して長く、安心して住んでいただくために完工から1年、5年、10年の無料点検を行っております。
もちろん定期点検以外でも気になることがあればすぐにご連絡していただけるような「お家のかかりつけ医」としてお付き合いをさせていただいております。

いろいろな業者に相見積もりを依頼

気になる業者があれば実際に見積もりを取ってみることをおすすめします。
外壁工事は安いものではないのでいろいろな業者に見てもらうことで工事箇所や施工金額を適正に判断したいです。

金額差はもちろんですが、業者によってはする工事しない工事などの差が発生することも少なくありません。
本当に必要な工事を適正な価格で行うためには相見積もりは欠かせません。

知人からの紹介も参考になります

親戚がご友人、近所に住んでいる方などで塗装工事を経験した方がいるのであればお話を聞いてみると良いでしょう。
インターネット上にある口コミよりも信頼できるお話がいろいろ聞けるかもしれません。

良い口コミが多いのであれば良い業者の可能性が高いので判断材料の一つとして活用してみましょう。

外壁塗装を安く抑えるコツ

本項では少しでも外壁塗装にかかる金額を抑えるためにできることを紹介していきます。
少しでも費用を抑えたいと考えている方は参考にしてください。

地方自治体による助成金や補助金を利用する

地域によっては外壁塗装に助成金制度があり、これを利用することで安く抑えることも可能です。

静岡県富士市の助成金・補助金情報

2023年5月現在、富士市では外壁塗装による助成金や補助金はございませんでした。

リフォームローンを組んで工事を行う

まずはリフォームローンを利用することで一度に出ていくお金を減らす方法です。

リフォームローンは住宅の修繕工事をする際に利用できるローンのことで、利用することで手元にまとまった資金がなくても外壁塗装を行えます。
しかし、当然ローンを組む際には金利がかかるため、総額で見た場合には高くなってしまう点は抑えておきましょう。
特に外壁に大きなヒビが入っている場合など、劣化が進行する前に工事を行いたいときにはぜひとも利用したいです。

金利による差額

例えば塗装工事を100万円として60回払いの場合を見てみましょう。
仮に金利を1％とした場合は総額1,025,640円、業界平均の金利3％の場合は総額1,078,140円となります。

工事金額が200万円になれば1％の場合は総額2,051,220円、3％の場合は総額2,156,220円と大きくなっていきます。
リフォームローンを利用して工事を行う場合は少しでも金利が低いところを選びたいです。

相見積もりをした際の判断材料のひとつに

先ほど紹介した相見積もりでは実際に業者にみてもらうことでスタッフの対応や施工箇所、金額など多くの判断材料を得られます。
少しでも金額を安く抑えたいと考える方は見積もりの金額を見て依頼することで安く抑えるのも手です。

その際にはただ合計金額をみるのではなく細かな見積書を作成してもらい、各工事の項目を見比べて検討するようにしましょう。
本当に必要な工事が記載されていないがために安く見えたものの、実際に施工をしてみると追加工事が発生し結果として高くなってしまうという事例もあります。
詳細な見積書を作成してもらい、それぞれの項目を見比べつつ担当に聞いてみましょう。

塗料の選び方

塗装工事で大きく金額差が出るのは塗料の性質による差分です。
地域や立地によって向き不向きがありますし、どれぐらい持たせたいのか、遮熱などのハイグレード塗料を使用するのかによって金額が変わります。

費用で選ぶ際にはトータルコストも考えて判断

アクリル塗料やウレタン塗料は1回の塗装費用は安く済むものの、メンテナンスサイクルが短いため頻繁に塗り替えが必要です。
一方でフッ素塗料や無機塗料は1回の塗装費用は高くなりますが、メンテナンスサイクルが長く、長い目で見た場合安くなる場合があります。

機能性を重視した選択

太陽の光を反射することで表面温度を下げ、室内が暑くなりにくい遮熱塗料や、光による化学変化を使ってセルフクリーニングを行う光触媒塗料なども開発が進み、最近では注目されています。

遮熱塗料を使用することでエアコン代などの電気料金を抑えることも可能ですし、光触媒塗料では日々のお手入れが簡単になったり、コストカットにつながるケースもあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので気になる方は弊社スタッフまでお問い合わせください。

施工事例紹介

ここでは富士市で三和ペイントが実際に行った工事の一例をご紹介いたします。

富士市の洋風戸建ての屋根、外壁塗装

Before	After

2022年8月に施工したもので、外壁にはラジカル制御シリコン塗料を屋根にはフッ素系塗料を使用しています。
年数による劣化を気にされていたため下地から防水効果のある塗料で下地処理を行うことで長く暮らせるように施工をさせていただきました。

外壁のひび割れはコーキング等で溝を埋めた後に仕上げることで綺麗な仕上がりとなっています。