堺の名所「堺旧燈台の魅力」-三和ペイント 堺支店編-

三和ペイント堺支店の最寄り駅「南海本線堺駅」の西約1キロメートル旧港の突端には旧堺燈台があります。

現存する木造洋式燈台としてはわが国で最も古いものの一つで、昭和41年に国の史跡に指定されています。

堺のシンボルの一つ旧堺燈台の魅力を取材してきました。

南海本線堺駅から西へ。整備された海岸線を歩くこと約15分、六角錘形の真っ白な燈台が見えます。それが旧堺燈台です。中世以来、港湾都市として繁栄してきた堺において、燈台は船舶の航行と安全を守るために必要不可欠な施設でした。そんな中、明治10年(1877年)堺の人々の寄付や当時の堺県からの補助金により、高さ11.3mの六角錘形の木造洋式灯台が築造されました。

その後約1世紀もの間、大阪湾を照らし続けましたが、周辺の埋め立てになどに伴い、昭和43年にその役目を終えました。近年老朽化が著しかったため、平成13年度から18年度まで保存修理工事が行われ、往時の姿が甦りました。この保存修理工事を通して、燈台建築当初の姿が明らかとなりました。随所に見られる様々な工夫について解説します。

土台部分

土台部分は石積みで造られ、石積みで固めた陸地の上にさらに石を積み上げて造っています。燈台内部の6本の柱は石積みの下2mのところまで埋め込まれており、燈台を支える柱の基礎を石積みでしっかり固めることにより、強風や高波などの影響によって倒壊しないよう、工夫が凝らされています。

燈台本体

保存修理工事により、1階は外壁・床板なし、2階と3階の外壁は縦板張りということも判明しました。燈台の内部については*1「木目塗」(もくめぬり)という手法で塗装をした上、さらに*2ワニス仕上げが行われており、随所に拘りや工夫が見られます。また海の近くにある為、潮風を受けて塩害もあるのでは…と思ったのですが大きな腐食は見受けられませんでした。住宅塗装であれば、塩害でコンクリートや鉄にヒビ割れ・サビが出てくることも。保存修理工事から15年経つ今も、堺の海を見守っています。毎年「海の日」に合わせて1階内部が一般公開されています!写真撮影もOKとのことなので、ご興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてください。

*1木目塗:木にペンキで木目を描く手法。塗装によって木目調をわざわざ描いているのです! *2ワニス仕上げ:木材などの材料の表面を保護するために用いられる塗料の一種。透明で硬い上塗り材。

至る所に見られる「堺のシンボル」

この堺旧燈台ですが、街の至る所で思わぬ形で楽しむことができます!例えば…こちら!

旧堺燈台デザインのマンホールです。

このマンホールは三和ペイント堺支店のビルが建つ、阪堺電気軌阪堺線沿いや大小路筋に見られます。(取材当日は、宝探しをしているような気持ちで探していました♪)この他にも、色違いやデザイン違いのマンホールがありますのでぜひ楽しみながら堺市を歩いてみてください。

2つ目は…こちら!

堺市立市小学校の時計台です。なんともお洒落な時計台ですね♪

他にも、堺市内の公衆電話ボックスや堺の銘菓にも使われています。

また、昨今のコロナ禍では、医療従事者に向けた感謝のライトアップや、警告信号を示すライトアップも実施されたりと今もなお堺の海を照らし続けています。 堺が誇る屈指の夕日スポットとしても知られていますので、綺麗に整備された海岸線をお天気の良い日にぜひぶらりと歩いてみてはいかがでしょうか。