【2023年】福島県須賀川市での外壁塗装で使える助成金・補助金

平成27年に行われた国勢調査で、福島県須賀川市の戸建て数は19,654戸と多く、それだけ外壁塗装を考えている人も多いと思います。

しかし、須賀川市で外壁塗装を行うのであれば、使える助成金・補助金はあるのか、少しでも金額を安くする方法はあるのかなど気になることはたくさんありますよね。

実は市区町村によっては外壁塗装で使える助成金制度があります。

そこでこの記事では須賀川市で外壁塗装を行う際に気になるお金についての話や、弊社が須賀川で行なった施工事例を詳しくご紹介します。

須賀川市の外壁塗装で使える助成金・補助金は？

須賀川市で外壁塗装工事のみを行う場合に利用できる助成金・補助金制度は2023年10月現在はありません。

しかし須賀川市には「空き家リフォーム補助金」という制度があり、外壁塗装工事のみでは利用できませんが、内外装や台所、トイレ、浴室、洗面所等の水まわりを対象とした、一般的な改修またはリフォーム工事を対象として工事費の1/2（上限50万円）が補助されます。
※登録物件の所在地が長沼地区又は岩瀬地区の場合は上限100万円

この制度は「須賀川市空き家バンク」に登録された空き家を購入・賃借した人が物件の改修工事する際にその費用の一部を助成してくれるという制度です。

各年度4月1日から予算の上限に達するまでを申し込み受付期間としているため、早めに申し込む必要がありますが、以下のような要件を満たす方のみが対象者となります。

• ・登録物件の購入者又は借主で、補助金の交付決定後3年以上、須賀川市に住民登録し当該物件に居住すること。
• ・市税を滞納していないこと。
• ・須賀川市暴力団排除条例に規定する「暴力団員等」でないこと。

また、補助の対象となる工事も以下のような条件で限定されています。

• ・市内に事業所を有する業者又は自らが施工する工事で、複数の業者が施工する場合は、少なくとも1社は、市内に事業所を有する業者であること。
• ・他の補助金の交付を受ける部分と重複しない工事。
• ・過去にこの補助金の交付を受けていない工事。
• ・補助金の交付決定後に着手し、交付申請をした日の属する年度内に完了することができる工事。
• ・併用住宅の場合は、居住する部分の工事。

そのため、空き家の外壁塗装だけではなく、リフォーム工事を考えているという方は申し込み上限に達していないかなどの最新情報を得るためにも須賀川市（建築部 建築住宅課）に問い合わせを行い、一度確認してみるとよいでしょう。

助成金以外で安く外壁塗装をする方法

助成金・補助金以外で外壁塗装のかかる金額を少しでも安くする方法としては以下のような方法があります。

• ・火災保険を利用する
• ・相見積もりを行い適切な業者に依頼する
• ・リフォームローンを利用する
• ・住宅ローン減税を利用する

火災保険を利用する

火災保険のイメージとしては火災が起きた時に降りる保険だと思う人も多いですが、実は様々な自然災害も保険適用の対象になるため、火災保険が適用されれば、外壁塗装の施工費用を安く抑えることは可能です。

そもそも火災保険の適用範囲は広く、具体的には火災や落雷、ガス爆発による被害や風災や雪による被害なども保険が適用されます。

保険が適用された場合、「建設物が被害に遭う前の状態に戻せるまでの金額」が支給されますが、その費用の使い道は個人の自由ですので、外壁塗装の施工費用に充てることも可能です。

しかし、あくまで現状回復を行うための費用なので、外壁塗装の施工費によっては全額を賄えるわけではありませんし、そもそも火災保険を適用するためには以下のような点に注意しなければなりません。

• ・保険が適用されない可能性がある
• ・補修費用が火災保険の免責金額を超えていること

保険が適用されない可能性がある

メリットの大きい火災保険ですが、そもそも火災保険が適用されるまでには審査があるため、審査に通らなければ保険は適用されません。

例えば、火災保険はあくまで「災害による被害を補償する」ものであり、自己都合での損傷や経年劣化の場合は保険が適用されないため、注意が必要です。

近年では大きな台風も多かったため、自然災害と経年劣化の区別がつきにくく、以前と比較すると保険会社や鑑定人の審査・判断も厳しくなっています。

そのため、被害に気づいたらすぐに申請を行うことが重要です。

また、火災保険は被害を受けてから3年以内に申請をしなければなりません。

これは3年を過ぎてしまうと被害の原因特定が難しくなることを理由に、請求権が消滅時効を迎えてしまうからです。

ただし、例外として大規模な災害の場合であれば3年を過ぎても申請を行うことができたり、すでに修繕をしてしまっても3年以内であれば申請をすることが可能なケースもあります。

そのため、実際に申請ができるかどうかを確認するためにも自宅に傷がある場合には保険会社に問い合わせてみるのが確実でしょう。

補修費用が火災保険の免責金額を超えていること

火災保険には、損害が一定額以下の場合は契約者の自己負担で補修する「免責金額」があり、補修費用が免責金額以上でないと保険を適用できません。

免責金額とは自己負担金額のことで、火災保険ではある程度の金額にならない場合、被災の調査や支払いまでにコストがかかってしまい、保険会社の方がマイナスになってしまうため、ある程度の金額以上にならないと保険が適用されないことになっています。

火災保険には「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」があり、それぞれ免責金額が異なります。

これ以外にも火災保険が適用されないケースがありますが、大事なのはご自身で決めずに怪しい傷や損傷があればすぐに保険会社に相談することです。

ちなみに、火災保険についてはこちらのコラムでも解説していますのでぜひ参考にしてください。

＞戸建ての外壁塗装に火災保険を使いたい！利用の条件・流れや注意点を紹介

相見積もりを行い適切な業者に依頼する

実は須賀川市をはじめとした様々な地域で悪質な外壁塗装業者によるトラブル・被害が報告されており、そういった悪徳業者にひっかからないように業者選びをする事も、施工費用を抑える一つのポイントです。

そもそも悪徳業者には以下のような特徴があります。

• ・大きく値引きをしてくる
• ・見積もりが曖昧
• ・全費用の前払い
• ・市役所の職員を装う

いろんな業者の口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選ぶ・悪徳業者を避ける方法もありますが、口コミには自作自演のものもありますので、まずは上記の特徴を知り、悪徳業者やそのトラブルを避ける事を考えましょう。

大きく値引きをしてくる

悪徳業者の大きな特徴として、優良な業者では考えられない金額を値引きしてくる傾向があります。

理由としては悪徳業者は他社と相見積もりをされると不審な点を悟られてしまう可能性があるため、他社と相見積もりをさせずにすぐに契約を取りたいからです。

もともと相場よりも高い金額で費用を設定しそこから大きく値引きをする、もしくは本当に安い金額で施工をしてくれますが、安い塗料で粗悪な施工を行い経費を削減するような手口を使ってくるため、大幅な値引きには要注意です。

例えば「期間限定のキャンペーン価格で30万円値引きします」「実績を作りたいのでモニター価格で50万円値引きします」というような提案をし、あたかもお得に見せてきます。

外壁塗装にかかる金額は塗装面の広さによっても変わりますが、優良業者の場合は適切な金額で施工を行うため大幅な値引きはできません。

ですので、値引き金額が大きい場合は注意が必要です。

また、同じような目的で不安を煽ってくる業者もいます。

大幅な値引きの場合は営業トークを駆使し魅力的に見せることで契約を急かしていますが、不安を煽る場合は「外壁にヒビが入っている」「大雨が降ったらすぐにでも雨漏りしそう」など、住宅が危険であるということを理由にしてきます。

そもそも外壁塗装自体は決して安い金額ではないことが多いため、何を言われてもその場ですぐに契約をせず、一度保留にし改めて考え直す、というような冷静さを持つように意識すると良いでしょう。

見積もりが曖昧

悪徳業者は施工前の見積りに記載されている数字や項目が曖昧である傾向があります。

見積書に記載されている項目を曖昧にすることで、契約をし施工を行なっている最中に追加料金を請求してくる、という手口を使うためです。

また、見積書を作らずに口頭で見積り内容を伝え、そのまま契約に持っていくような悪質な業者も存在します。

しかし自分では、これが高額な請求をされているのかわからないという人も少なくありません。

ですので、契約をする前には必ず見積書を出してもらう、また見積書の項目についてはきちんと確認し、外壁塗装にかかる費用の相場とあまりにもかけ離れていないかを調べて確認することを徹底しましょう。

外壁塗装施工費用の前払い

外壁塗装にかかる費用を全額前払いで支払うことは、優良業者ではありえませんので、工事前に全額を請求してくる業者には注意が必要です。

一般的には外壁塗装の施工費用は後払いとなっており、こちらは須賀川市も同じです。

なぜなら、悪徳業者は前払いされたお金を持ち逃げするケースや、施工はしても「追加工事」と称して別途、作業費用を請求をしてくるケースもあります。

そのため、外壁塗装の施工費用の後払いはお客様に安心・信頼してもらうために生まれた制度です。

もちろん、頭金だけを払う等はありますが、依頼した業者が全額前払いを促すようであれば注意が必要です。

市役所の職員を装う

悪徳業者の中には市役所の職員を装っての訪問、または市役所から委託された業者です、といって訪問してくるケースがあるため注意が必要です。

例えば「須賀川市役所からの依頼で周辺地域の被害の調査を行なっている」という理由で住宅を点検し、不安を煽り契約をさせるケースも存在します。

基本的には市役所から住宅の点検に来た・委託で住宅の点検を依頼されているというケースはありませんので、その場合は怪しいと判断し、すぐに市役所や消費生活センター、警察署に連絡・相談しましょう。

リフォームローンを利用する

厳密に言うと、安くなるとは違いますがリフォームローンを利用することで、一度に出ていくお金を減らす方法があります。

リフォームローンは住宅の修繕工事の際に利用できるローンのことで、審査は必要になりますが、毎月少しずつ支払いができるため、まとまったお金が無くても外壁塗装を行うことができます。

そのため、外壁の劣化がかなり進んでいるような、施工を急ぎたい状況である場合にはローンを利用することで早く塗装工事を行うことができます。

一方で、ローンですので金利が発生してしまう点がデメリットです。

金利による差額

例えば塗装工事を100万円として60回払いの場合を見てみましょう。
仮に金利を1％とした場合は総額1,025,640円、業界平均の金利3％の場合は総額1,078,140円となります。

工事金額が200万円になれば1％の場合は総額2,051,220円、3％の場合は総額2,156,220円と大きくなっていきます。
リフォームローンを利用して工事を行う場合は少しでも金利が低いところを選びたいです。

住宅ローン減税を利用する

住宅ローン減税とは簡単に言うと、住宅ローンを使って住宅の増改築・改修等を行なった時に、ローン残高の0.7％を所得税から最大13年間控除してくれるという制度です。

ただし、13年間の控除は新築住宅のみですので、外壁塗装工事を行う場合は既存住宅にあたり最大10年間の控除となります。

また、大きな注意点として外壁塗装のみの施工では適用されません。

新築住宅以外の住宅の場合、大規模な増築・改築（外壁の張り替えや耐震改修等）であるという事を建築士が判断し、証明書を発行してもらう必要があります。

そのため、利用できる人は限られてしまいますが、住宅ローン減税の基準を満たすようであれば利用するのが良いでしょう。

三和ペイントの須賀川市での施工事例

弊社が須賀川市で行なった施工事例の一部をご紹介します。
地元での施工事例となりますので、ぜひ参考にしてください。

須賀川市の事例①：洋風戸建ての外壁塗り替え（ブラウン系）・屋根塗り替え（ブラウン）

屋根塗装の事例になりますが、家を建ててから24年が経過しており、点検をさせて頂いたところ防水の機能が切れていたため、施工を行いました。

お客様としては色あせや色ムラなどが気になっていたため、その部分も丁寧に施工をさせていただきました。

施工自体は7日間で完了し、すごく綺麗になったと非常にご満足いただけたようでした。

詳細はこちらのページでご紹介しています。

＞福島県須賀川市/洋風戸建ての外壁塗り替え（ブラウン系）・屋根塗り替え（ブラウン）

須賀川市の事例②：洋風戸建ての外壁塗り替え（ブラウン系）

この事例は2019年3月以前の事例となりますが、須賀川市内の戸建てにて外壁塗装と屋根塗装の施工を行わせていただきました

ブラウン系の塗料を使用、シックでクールな佇まいへと変化し、お客様にも大変喜んでいただきました。

詳細はこちらのページでご紹介しています。

＞福島県須賀川市 H.N邸

須賀川市の事例②：洋風戸建ての外壁塗り替え（ベージュ系）

こちらの事例も2019年3月以前の事例となりますが、須賀川市内の戸建てにて外壁塗装工事を行わせていただきました。

ベージュ系の塗料を使用し、あたたかい佇まいに生まれ変わりました。

詳細はこちらのページでご紹介しています。

＞福島県須賀川市 K.M邸

これ以外にも弊社では須賀川市をはじめ、福島県や一部茨城県などの塗装実績がありますので、気になる方はこちらを御覧ください。

須賀川市の外壁塗装についてのまとめ

残念ながら現在は助成金・補助金等の制度はありませんでしたが、助成金を使う以外でも費用を抑える方法や、相見積もりの重要性、そして須賀川市での弊社事例の一部をご紹介しました。

三和ペイント株式会社いわき支店では今後も須賀川市をはじめ、いわき市や白河市、郡山市などの福島県や一部茨城県の外壁塗装を受け付けております。

弊社についてはもちろん、大切な住まい・建物の外壁塗装や屋根塗装についての疑問についても、いつでもご相談ください。

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